アマゾンのライバルの在庫数量から考える販売戦略。
前回、アマゾンで販売する際に考えておかなければいけない視点として
ライバル出品者数が大事であるという事をお伝えしました。
これはつまり、出品者数が多ければ多いほど
埋もれてしまう為自分の商品が売れる確率が下がるという事でしたね。
せどりで自分の商品が売れるかは、確率の問題であり
どうしても運的な要素が含まれます。
ですが、その確率を上げる事は出来るので、その為の視点として
今回は在庫数量による考え方について解説していきます。
アマゾンのライバルの在庫数量を確認する
これもせどりの販売において有効な戦略の一つです。
アマゾンのライバルがどれだけ在庫を抱えているのか?を
調べる事で自分がどれくらいの期間で売り抜けできるか
予想する事が出来ます。
在庫数量の確認の仕方に関しては、こちらの記事を参照してください。
アマゾンのライバル出品者の在庫数を確認する方法
ここで、確認するべきはライバルの手持ちの在庫数であり、
これを自分なりの基準で絞る事で、仕入れが有効であるか
そうでないかの判断をする事が可能になります。
僕の場合であれば、回転率が高いか低いかをまず確認します。
回転率が高ければ、ライバルが1人当たり2つ在庫を
持っていても売れるだろうと判断します。
この時に注意するのは、どの価格帯で売りぬくかも
予め考えておかなければいけない点。
自分の販売価格が高すぎて、なかなか自分の番が回ってこないのであれば、
誰かが新しく在庫を入れてますます自分の番が回らなくなる可能性もあります。
つまり、販売価格も出来るだけ適正な位置に
置いていられるものでないといけません。
FBA出品であれば、FBA最安値に合わせる。
自己配送であれば、FBAよりも安値で並べる。
といった風に価格と販売経路で商品位置を考えて、自分と同等クラスの
ライバルは、どれくらいの在庫を持っているかを考えなければいけません。
もし、出品しようと思った商品の回転率が低い場合は、
さらに商品表示位置を最初に持ってこれるように調整する必要があるでしょう。
自分と同等クラスのコンディションのライバルの在庫数も、1つだけしか
取り扱っていない商品を仕入れたほうが無難であるといえます。
基本的には、
回転率が高ければ多少ライバル数、ライバルの在庫数が
多くても販売する事は可能です。
回転率が低ければ、ライバル数が少なくて在庫数も少なくないと
販売する事は難しくなるでしょう。
こうした商品の売れ行き度合いに応じて、戦略を考えていかなければいけません。
せどりは安く買って高く売るというシンプルなビジネスですが
販売において考えるべき要素は、非常に多いといえます。
在庫数を調べるのは、自分の商品の売れ行きを
考える際の一つの指標ですので迷った際は、
今回話した点に着目して仕入れるようにしてください。