AKB48総選挙2014に川栄と入山は?過去順位と総選挙の仕組み
今年も、AKB48の総選挙2014が開催されましたね。
今回は川栄李奈さんと入山杏奈さんは欠席?されていたのでその件についてと、総選挙というイベントに付随するお客さんと主催者側の心理について解説していきたいと思います。
毎年開催されていますが、今回の総選挙の流れを見ていると、5位くらいまで発表された時点で渡辺麻友さんが上位に食い込むことはなんとなくわかりましたね。
指原さんが2位になった時は、驚きましたが内心「あーやっぱりな」という雰囲気が僕の心にもテレビで見ていた会場内も漂っていたような感じがしましたね(笑)
そして、いざ1位の発表となると、投票数や所属チーム名を呼ばれた時点で渡辺麻友さんが軽く涙ぐんでいたので僕ももらい泣きしそうになりました。
もし、これで1位じゃなかったら、どうなるのかと心配にもなりましたが無事1位を受賞出来てほっとしました。
AKBのみなさんは、受賞後は誰もがしっかりとコメントをしていてすごいですね。
あれだけの人の数を目の前にして堂々と話せるのですから、やはりアイドルは度胸がありますね。
特に、話し方がうまいのは指原さんでしたね。人に伝わる言葉をしゃべられるかで、人の心をつかむかつかめないかが決まりますが指原さんは安定のスピーチといえます。
一度落ち目に合って這い上がってきた女性なので人の気持ちなどがよくわかるのだと思います。
人の気持ちが分かる人は、話す言葉も人に気持ちよく受け取ってもらえる言葉を選べるようになりますからね。
今回、総選挙でランクインされたメンバーの方はお疲れさまでした。
今後の活躍に期待ですね(^^)/
川栄さんと入山さんが欠席の件
川栄さんと入山さんは、岩手県滝沢市の岩手産業振興文化センターアピオで発生した刃物騒動の時のけがの影響もあり、今回の総選挙は欠席?かと思いきや、急きょレインコートを着て川栄さんは出演されましたね。
川栄さんは、2013年のAKB総選挙では25位でしたが、今回は16位と大幅ランクアップされました。
入山さんは、前回30位でしたが、今回は20位とこちらもランクアップされましたね。
入山さんは、今回の総選挙で元気な笑顔を見せてくれるのかとも思いましたが、電話にてメッセージを残したということはまだ万全ではないのでしょうね。
二人とも、大変な時期でしたがしっかりと結果を出されていてすごいです。
今回、騒動のあった岩手県は僕の地元なので初報を聞いたときは非常に驚きましたし、同時に悲しい気持ちになりました。
ファンの方も、せっかくの交流会なのに今後の運営が危ぶまれる騒動が起きて、憤りや悲しい気持ちを持った方も多いと思います。
川栄さんと入山さんは、早く完全復帰して頑張ってもらいたいです。
そのためにも、今は充電ですね。
AKB48総選挙の心理
この総選挙は、自分の推しメンに投票するには投票券付きのCDを買って投票券を手に入れないと、投票できません。
会員になっている人は、会員サイトからも投票できるようですが、CDを買えば自分で好きなだけ投票できるようです。
そのため、ファンの中には大量にCDを買って投票券を手にする人もいるようです。
最近では、3150万円分のCDを購入して投票券を大量に獲得したという人もいて話題になっていましたね。
ビジネス的な観点で見ると、主催者側はお客さんに大量にCDを買ってもらうことで大きく利益を出すことが出来ます。
しかも、総選挙の形式としては、「あなたの投票でセンターになる人が決まりますから、あなたのAKBメンバーに対する熱い気持ちを投票で捧げてください」というものです。
こういわれると、(実際に主催者側が言っているのではなく、暗に示すということが重要なのです。)ファンが動かないわけにいきません。
この総選挙があることで、ファンの方はやりがいを感じているものと思われます。
「自分が応援しなければ、あの娘の順位が下がるかもしれない」
「頑張っているあの娘に、1位になってもらいたい」
といったファンの心理を非常にうまくくみ取っているイベントだといえます。
人というのは、何かを与えることで優越感を獲得する心理があります。
それは、周りの人と比べたときに自分はこれだけ与えることが出来たのだから誇らしいという思いです。
ある種、自分の特別感を感じることが出来る。
「彼らは1つしか投票していないけど、僕は10回投票した。僕のほうがエライ。」といった自分の特別感ですね。
これは、自身の中で得られるだけでなく周りのファン仲間からも尊敬の眼で見られているものと思います。
たくさん稼いで投票することでどれだけメンバーへの思いを伝えられるか。
これにコミット(※約束すること、決意表明すること)することが彼らにとってのやりがいとなり、主催者側の利益へとつながっていくわけです。
こうした人たちは、ファンの中でも少数派の人たちです。
つまりは、ファンの中でも特に気持ちが強い人たち。
会社で例えてみると、仕事が出来る人ほど役職についている人が多いですよね。
これは、会社への貢献度の高さを表しています。
会社のために人一倍努力しているから、役職を与えられると。
そのため、本人たちはもっと認められるように努力していく上昇スパイラルに駆られていきます。
役職についている人たちは、自分の立場を弱くしたくありません。
給料が下がるし、せっかく今下に人がいて良い気分なのにわざわざ下に落ちたくないからです。
また、役職に就くと下の人たちよりも自分と同じくらいの役職についている人に対して、帰属意識(※その集団の一員であるという意識)を持つようになります。
そうなると、下の階層に下がることは恥ずかしい事でもあり、あってはならない事だという感覚を持つようになるわけです。
役職に就く人も、ほとんどが少数派です。
ファンの人たちと同様にこうした集団の中で他者よりも秀でていたい意識というのはほとんど一緒です。
そして、秀でている人が生み出す成果はとてつもなく大きい。
そう考えると、あなた自身がどうすればビジネスでより良い成功を収められるのか見えてきませんか?
あなたがするべきことは、お客さんの教育です。
出来るだけ高い客単価を生み出すためにお客さんを教育していくことが重要になってくるわけです。
信頼してもらうのはもちろん、尊敬や信仰といえるまでにお客さんの意識を高めていくことが重要になります。
お客さんにどのように行動してほしいのか?
どのように熱い気持ちを表現してほしいのか?
しっかりと価値を提供し続けながら、こちら側の気持ちを快く受け取ってもらうことが大切です(^^)
AKB48総選挙は、角度を変えて見るとそういうビジネステクニックの部分が見えるので、僕たちにとってはかなり勉強になるイベントだといえます。