人に頼る能力
僕自身が、今までに周りの先輩や上司に教わってきたものの中ですごく
勉強になったのが、人に頼る能力です。
仕事をするにしても、何か新しいことをするにしても一人で考えて
行動して全て完璧にできるかというと、きっと難しいことでしょう。
自分の考えに自信を持っていたとしても、それが全て正しいとは限
りませんし、常に状況は変わっていくものなので一つの考えに固執
すると失敗を招く恐れがあります。
仕事の速い人たちや成功している人たちの共通点は他人を上手に
扱えることにあります。
人ひとりの力というのは、実際にそれほど強いものではないですし
一人分の器以上の仕事というのはできないものなのです。
自分にできないことは、自分より上手にできる人に任せたほうが無難
ですし、良い結果を残せる確率は高くなると思いますね。
ときには、自分で勉強して答えを導きだそうと思ったら何時間もかか
るものでも他人に質問したら数分で解決してしまったということも珍し
くないものです。
何をするにも良い結果を残したいなと思ったら自分の力だけで仕事
を終わらせないようにしたほうがいいでしょう。
人の力を借りることに罪悪感を持つ必要はありません。
何かあれば、あとでお返しや感謝をすれば済むことです。
あとは、お金を使って誰かに仕事をしてもらい自分の時間を買うということ
も考えの中にいれておくといいです。
同じ一時間でも誰が何をするかでその結果は全然違ったものになります
から。
もしも、仕事に行き詰まったり、進まなかったりしたら人に頼るという
選択肢を思い出してみましょう。
